一昨年の話です
中目黒スマイル「幸せ親子づくり」の田中彩子です。
一昨年の12月に旧ブログで書いた記事を今もたくさん読んでいただいているようなので、こちらでもご紹介したいと思います。
こぼれた麦茶をティッシュで拭いていた息子
息子をダイニングに残して、私が別の部屋に行って戻ってくると、ダイニングテーブルの上を息子がティッシュで拭いていました。
どうしたのかと思ったら、麦茶をポットから注ごうとして全部こぼれてしまったとのこと。
大量の麦茶がこぼれて、床にも流れ落ちていました。
そこにティッシュを使っても意味はなく、びしょぬれのティッシュがたくさん置いてありました。
アドラー心理学・勇気づけの言葉がけ
私は、自分のしたことの責任を取ろうとする3歳児の姿に、ちょっと感動しました。
それを伝えようと思って、「拭いてくれたんだ!すごいね!いっぱいこぼれたら、ティッシュじゃなくてふきんのほうがいいと思うよ」 と言ってふきんを渡しました。
息子は、ふきんでテーブルをきれいに拭いてくれました。
その間に、私は雑巾で床を拭きました。
拭き終わったので「ありがとう」と言うと、息子は「どういたしまして」と言って、ふきんをシンクに持って行って絞って、洗濯かごに入れていました。
私は、息子が自分で麦茶を注ごうとしたことにも注目し、「自分でやろうとしたのはすごいね。でも、まだ難しいからポットはまだママがやるね」と言いました。
息子は「わかった」。
親子ともに、穏やかに麦茶こぼしに対処できました。
勇気づけのやりとりで、私はとてもすがすがしい気分に。
でも、アドラー心理学を学ぶ前の私だったら、 息子が麦茶をこぼしたことに「何やってんの!」 「そんなのティッシュで拭いても駄目だよ!」 「自分でポットからやっちゃダメ!」 と勇気くじきをしていたかもしれません。
でも、今回は、アドラー勇気づけ育児で学んだことや、娘が通ったモンテッソーリ幼稚園で学んだことを生かし、息子にとっても自分にとっても良い対応ができたと思います。
たとえば、「当たり前のことに注目する」「 負の注目ではなく、正の注目」「 勇気づけの言葉がけ」など。
私が学び、今は自分で開催している「アドラー心理学・勇気づけ講座」でお伝えしている内容です。
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田中彩子

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