アドラー心理学の「人間の幸福の3条件」
中目黒スマイル「幸せ親子づくり」の田中彩子です。
アドラー心理学では、人間の幸福の条件として、次の3つを挙げています。
①自己受容
自分のことが好き。自分はこれでよいのだと感じている。
②他者信頼
他の人を信頼できる。なんらかの共同体に所属している実感がある。
③他者貢献
他の人の役に立っていると感じている。
アドラー心理学を提唱したアルフレッド・アドラーは、精神科医であり、心理学者でもありました。
アドラーが長年の研究の末にたどりついたのが、この3つの条件です。
大人にも子どもにも当てはまる3つの条件
私は、これまでの人生を振り返ってみて、自分が幸福に感じられたときや、逆に感じられなかったときのことを考えると、この3つの条件が満たされていたかどうか、ということに集約されると感じています。
また、自分の子どもたちについて考えてみても、やはり、この3つの条件はとても重要に感じられます。
皆さんも、ちょっと考えてみてください。
自分が幸せだと思うとき。過去に幸せだと感じられたとき。
自分が不幸だと思うとき。過去に幸せを感じられなかったとき。
この3つの条件が満たされているか、満たされていないかで、自分で感じる幸福度に影響があるのではないでしょうか。
誰でも幸せになれる
アドラー心理学では、「人は誰でも変われる」と考えています。
「幸せになりたい」という勇気を持つ人は、誰でも幸せになれるのです。
そしてその勇気は、自分で決心しさえすれば、今すぐに持てるものなのです。
「幸せになる勇気」を持つためには、今までとは少し違う考え方や行動を身につけて実践する必要があります。
それを続けていくことで、「幸せの3つの条件」は誰でも満たすことができるのです。
アドラー心理学の勇気づけコミュニケーション講座では、親子でハッピーになれるように、この「3つの条件」をご紹介したり、講座中のワークと結び付けて受講者さまの理解が深まるようにお伝えしています。
「幸せ親子」づくりを始めませんか?

田中彩子

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